今こそ、大学を拠点にした地域再構築を

【今こそ、大学を拠点にした地域再構築を】

2年前に定年退職して、私がずっと関わってきた「地域連携教育」に本腰を入れて関わる事ができている。関東学院大学の特任教授を引き受けたのも、その関連からだ。

今日の新聞に中教審の答申に関する記事が掲載されている。ポイントは添付の通り。

今こそ、大学を拠点にした地域再構築を

大学の存続についていろんな課題がある中、「地域構想推進プラットフォーム」は私が数年前から注目している点である。

退職後、県内外の教育に関するいろいろな産学連携を見てきた。我が沖縄県は全国でもトップレベルにあると気付かされた。県内有志の十数年前からの取り組みの蓄積によるものだ。感謝したい。

ただ、官の関わりについて言えば、ほとんど連携は見られない。私は小中高大の連携を自治体も真剣に議論する必要があるあると常々思っている。「地域構想推進プラットフォーム」に関心があるのも根底にはそれがある。

コミュニティ・スクール議論も広義の視点で見れば「地域構想推進プラットフォーム」の考えにたどり着く。

答申では、教育の質を評価するための新たな制度も必要だとしている。探究学習が本格的に進み産学官の連携がさらに深化する中、社会課題解決に向けた学生の学び(探究)の成果は、今後の重要な指標になると想定している。

今こそ、20年先を見て、沖縄独自の大学を拠点にした地域再構築の議論を始めるべきだと思う。

教育の議論が深掘りできない最大の要因は行政所管の違いが大きな要因だ。小中は市町村、高校は県、大学は国、大学は国という構図だ。

それに加えて大学も含めた議論になると自治体の広域連携が不可欠になり、自治体の関心度合いによりなかなか議論が深まらないという懸念もある。

しかし、状況は待った無しだ。状況の課題を踏まえて横串を入れて議論したい。

『まずは動け、そして考えろ』

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