行雲流水 2024.05.19

【選挙公約での「要求課題」と「必要課題」】

行雲流水 2024.05.19

日曜日の朝に語ります。

沖縄県議員選挙まで1か月を切り、地元新聞も立候補予定者への政策調査をアンケートして紙面に掲載してくれてます。

立候補予定者の政策に関する方向性を知ることができ、有権者(主権者)にとってありがたいことです。

私は、政治家の政策には「要求課題」と「必要課題」の2種類への対応があると考えてます。 

「要求課題」は、有権者の興味・関心の高いもので、その課題への対応は直接、『票』に結びつく可能性が高いものです。

「必要課題」は、有権者の関心は低いが将来間違い無く大きな課題としてのしかかってくるもので、その最たるものが【脱炭素社会の構築】です。

自宅のポストに立候補予定者のチラシが何度も入ってきますが、今だに【脱炭素社会の構築】に関連する政策を記している方はいません。

【脱炭素社会の構築】は、有権者の関心が薄い分野です。なのでなかなか『票』に繋がりにくい。しかし「必要課題」は、今は関心が薄くても10年や20年先を見た時、今、施策を打たないと手遅れになる、そのような課題です。

『票』にはなかなか繋がらなくても、選挙公約チラシの隅っこにでも【脱炭素社会の構築】に関する政策を記す、そのような立候補予定者はいないかなぁ、と期待しているところです。

【脱炭素社会の構築】は、世界的に議論されている重要な課題で、その対応は経済面でも要求されているもので、対応が遅れると経済的な損失も想定されます。

化石燃料を使用した火力発電を主にしている沖縄県は、観光をリーディング産業としてます。20年先に選ばれる観光地になるたもにも【脱炭素社会の構築】は必須です。

そうような政策を打ち出して施策を地道に進めていれば、逆に世界から注目される島になり得ると思います。

政治家は、「必要課題」に光を当てることが出来る存在です。

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