戦後80年、何を考える?
【戦後80年、何を考える?】
3月26日、10年ぶりに座間味村で慰霊祭が行なわれ、今日は渡嘉敷村でも行なわれます。80年前も今日のように雨だったようです。
新聞では連日、当時の集団自決の様子が体験談として掲載されています。
凄惨な状況が脳裏に焼き付かれ、今まで生きてきた方々の精神的な苦しさは、私の想像をはるかに超えたものだろうと思います。
毎年、取材を重ねられいる記者の方々も、苦しみながら聞き取りをしているはずです。
記事の中に、体験談をお孫さんに話したと言う記載がありました。それを読んで思いました。
現在の教育の中に「探究学習」があります。体験談を聞いたお孫さん世代(中、高、大世代)が主体性を持って、戦争へ向かう仕組みを学び、それを止める「動き」に繋げるのではないか。
自分たちで、学び、考え、決め、行動する。この一連の主体的な流れで、戦争を回避する社会を一緒に構築したいです。
沖縄の重要な社会課題です。
苦しみながら体験を語っていただいた方々に感謝しつつ、新たな戦後を作らない社会を構築するのは私たちの責務だと思います。
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